DHT22 リアルタイム 温湿度 モニタリング

DHT22 を使ったリアルタイム温湿度モニタリング

DHT22 を使ったリアルタイム温湿度モニタリング

DHT22 は、温湿度を測定するための非常に人気のあるセンサーです。 Arduino や Raspberry Pi などのマイコンボードと組み合わせて使用することで、環境の温度と湿度をリアルタイムで監視することができます。このブログ記事では、DHT22 を使用したリアルタイムモニタリングの基本的なセットアップと使い方について解説します。

DHT22 の仕組み

DHT22 は、温度と湿度を測定するための 16 ピンのデジタルセンサーです。温度と湿度を測定し、それをデジタル信号として出力します。この信号は Arduino や Raspberry Pi などのマイコンボードで読み取り、表示や記録に利用することができます。DHT22 は、電解コンデンサと温度計、湿度計を組み合わせており、これらの部品の抵抗値を測定することで、温度と湿度を算出します。

必要なもの

DHT22 センサー

Arduino Uno または Raspberry Pi

ジャンパーワイヤー

抵抗 (10kΩ)

USB ケーブル (Arduino の場合)

接続方法

DHT22 の VCC ピンを Arduino の 3.3V または 5V ピンに接続します。

DHT22 の DATA ピンを Arduino のデジタルピンに接続します (例: ピン 2)。この際、10kΩ の抵抗を DATA ピンと GND ピンの間につけることを推奨します。これは、DHT22 のノイズを軽減し、より正確な読み取りを可能にします。

DHT22 の GND ピンを Arduino の GND ピンに接続します。

Arduino プログラム例


#include <DHT.h>

#define DHTPIN 2
#define DHTTYPE DHT22

DHT dht(DHTPIN, DHTTYPE);

void setup() {
  Serial.begin(9600);
  dht.begin();
}

void loop() {
  float humidity = dht.readHumidity();
  float temperature = dht.readTemperature();

  if (isnan(humidity) || isnan(temperature)) {
    Serial.println("Failed to read from DHT22 sensor!");
    return;
  }

  Serial.print("Humidity: ");
  Serial.print(humidity);
  Serial.print(" %\t");
  Serial.print("Temperature: ");
  Serial.print(temperature);
  Serial.println(" *C");

  delay(2000);
}

このコードは、DHT22 センサーから湿度と温度を読み取り、シリアルモニタに表示します。シリアルモニタを開き、温度と湿度をリアルタイムで確認できます。

まとめ

DHT22 は、温湿度をリアルタイムで監視するための非常に便利なセンサーです。このブログ記事で紹介した手順に従って、DHT22 センサーを Arduino や Raspberry Pi に接続し、環境の温湿度をモニタリングすることができます。より高度な使い方については、DHT22 センサーに関するドキュメントやチュートリアルを参照してください。

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