AWS CDK入門:IaCでインフラ自動化
AWS CDKによるインフラ構築の自動化入門 近年、クラウドインフラをコードで管理する「インフラをコード(IaC)」の潮流が加速しています。AWS CDK(Cloud Development Kit)はその代表的なツールで、プログラミング言語(TypeScript、Python、Java、C#)を使ってAWSリソースを定義できる点が大きな特徴です。この記事では、CDKを使ってインフラ構築を自動化するための基本的な手順とベストプラクティスを紹介します。 1. CDKを始める前に Node.js(v14以上)とnpmがインストールされていること AWS CLIで適切なプロファイル(例: default )が設定されていること Gitリポジトリを使ってコード管理を行うこと(コミット履歴がインフラ変更の追跡に役立ちます) 2. プロジェクトの作成 まずはCDKプロジェクトを作成します。ここではTypeScriptを例にします。 # プロジェクトフォルダを作成 mkdir my-cdk-app cd my-cdk-app # CDKプロジェクトを作成 npx cdk init app --language typescript これでディレクトリ構成は以下のようになります。 my-cdk-app/ ├─ bin/ │ └─ my-cdk-app.ts ├─ lib/ │ └─ my-cdk-app-stack.ts ├─ test/ ├─ cdk.json ├─ package.json └─ tsconfig.json 3. スタック(Stack)の定義 スタックは一つのデプロイ単位です。 lib/my-cdk-app-stack.ts にリソースを定義します。ここでは簡単にVPCとS3バケットを作成します。 import * as cdk from 'aws-cdk-lib'; import { Construct } from 'constructs'; import * as s3 from 'aws-cdk-lib/aws-s3'; import * as ec2 from 'aws-cdk-lib/aws-ec2'; export cla...